こころと向き合う– tag –
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炭酸を飲むと気持ちいいのはなぜ?──その感覚の仕組みを解きほぐす
整える暮らしの断片
缶を開ける音、グラスに注いだときの泡立ち、口に含んだ瞬間のシュワッとした刺激。炭酸水を飲んだときの、あの独特の感覚には、なんとも言えない気持ちよさがあります。甘くも酸っぱくもない。香りがあるわけでもない。それなのになぜか、飲んだあとに気分がすっきりする。気力が落ちているときに一口飲むと、妙に気持ちが切り替わる感覚がある。そういった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。この「気持ちよさ」の正体は、意外にも痛みの仕組みと深く関わっています。炭酸が口の中で何をしているのか... -
「スマホ認知症」とは?集中力・記憶力の低下に潜む“脳疲労”の正体
整える暮らしの断片
スマホを見ていないのに、頭がなんとなく休まらない。覚えたはずのことが、すぐに抜けていく。人の名前が出てこない。さっきまで考えていたことが飛ぶ。何かをしようとして画面を開いたら、目的を忘れていた。そういう経験が、日常の中に増えていないでしょうか。昨今、「最近、自分は少しおかしいのかもしれない」と感じている人は少なくないと思います。でも、その変化は突然やってきたものではなく、スマートフォンとの付き合い方が長年にわたって脳に積み重ねてきたものである可能性があります。この記事では... -
スマホやAIに頼りすぎると、思考力が崩れる──。その静かな崩壊に、あなたは気づいていますか?
調べる・記録する・伝える
なんとなく集中できない。 言葉が出てこない。考えている"つもり"なのに、話し終えたあとに何も残っていない──。そういった感覚を、最近覚えることはありませんか?スマートフォンやAIが日常に溶け込んだ今、答えはいつでも手の中にあります。わからないことがあれば検索し、文章が思い浮かばなければAIに出してもらい、判断に迷えば誰かの意見をSNSで探す。どれも、今の暮らしでは当たり前の行動です。ただ、その当たり前の積み重ねの中で、「自分の頭だけで何かを考える」という機会は、以前よりも確実に減って... -
「足るを知る」は精神論ではない──「足りない」が判断力を奪うという研究
整える暮らしの断片
「お金持ちになりたければ、まず足るを知ることだ。」「感謝の気持ちを持てば豊かになれる。」こうした言葉を、一度はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。聞こえはいいのですが、実際に経済的な不安や余裕のなさを抱えているときに言われると、どこか心の隅に引っかかるものがあります。今まさに足りていない状況にある人に向かって「足りていることに気付け」と諭すのは、励ましというより、責任を本人に押し付けているようにすら感じられることもあります。ただ、この「足るを知れば豊かになる」... -
夢を記録すると、夢は変わるのか?
整える暮らしの断片
目が覚めた瞬間、夢の内容が綺麗に消えていく。なんかいい夢を見ていたような気がする。そう感じながら思い出そうとすると、断片だけが浮かんでは消え、数分後には何も残っていない。あれほどリアルだったはずの映像が、どこへ行ってしまったのか——。そんな経験から、夢を記録することを始めた人もいるかもしれません。枕元にノートを置いて、目が覚めたらすぐに書き留める。続けているうちに、「夢をよく覚えられるようになってきた気がする」「最近、夢の種類が変わった気がする」という感覚を持つことがありま... -
瞑想は何のためにするのか──初心者が知っておきたい、始め方より大切なこと
整える暮らしの断片
瞑想を試したことがある人に話を聞くと、「やってみたけど雑念ばかりで挫折した」という声が少なくありません。目を閉じた途端に仕事の締め切りのこと、返していないメッセージのこと、夕食のことなどが次々と浮かんでくる。「こんなに頭が騒がしいようでは、自分には向いていないのかもしれない」と感じて、そっと目を開けてしまう。あるいは、「何となく良いと聞いたから始めてみたけど、何が変わっているのかよくわからない」という声もあります。結局のところ、やってはみたけれども続かなかった──。続かない... -
北枕は本当に良い?地球の磁場と眠りのロマン
わたしのなかの遠い場所
夜、枕に頭を乗せると、すっと眠りに落ちる日もあれば、どうにも寝付けない夜もあります。枕の向きや寝室のレイアウトを少し変えただけで、驚くほどスッキリ眠れることも。そこで最近、ふと思ったのです。北枕にした時に、すごく身体が心地良い気がする…と。あくまでも感覚的なものなので気のせいなのかもしれませんが、でも、なんかすごく自分には合っている気がしました。縁起が悪いと言われるけれども「 北枕って実は寝心地が良いのでは? 」と思い、ちょっと調べてみました。 北枕はなぜ縁起が悪いとされてい... -
怖いのは、まだやっていないからだった。──最初の一歩を阻む恐れの正体
整える暮らしの断片
何かを始めようとするとき、説明のつかない重さを感じたことはありませんか?新しい仕事に挑戦しようとして、履歴書の下書きを何度も書いては消した経験。誰かに久しぶりに連絡しようとして、送信ボタンの前でどうしても指が動かなかったあの瞬間。資格の勉強を始めようと参考書を机の上に開いたまま、気づけば全く別のことをしていた休日。「やろう」と決めているはずなのに、最初の一歩だけがどうしても動かない——。意欲がないわけではありません。必要性を理解していないわけでもありません。それどころか、「... -
シャワー中にひらめくときと、ただ眠くなるとき──ぼーっとするときの脳の違い
整える暮らしの断片
シャワーを浴びているときや湯船に浸かってぼーっとしているとき、ふと良いアイデアが頭に浮かんだことはありませんか。あるいは、何もしないでぼーっとしていたら、いつの間にか眠くなっていた、という経験も。どちらも「ぼーっとしている」状態のように見えますが、脳の中では、まったく異なることが起きています。同じように見えるその時間の中に、実は二種類の状態が存在している──このことが、近年の脳科学研究によって少しずつ明らかになってきました。 ぼーっとしているとき、脳は休んでいるわけではない ... -
乾燥肌がなかなか改善しないのは、ケアが足りないからではないかもしれない
整える暮らしの断片
スキンケアをきちんと続けているのに、なぜか乾燥が改善しない。化粧水を変えてみても、保湿クリームをたっぷり重ねてみても、翌朝にはまた肌がつっぱっている。そんな状況が続いていると、「自分のケアが足りていないのかもしれない」「もっと良い製品を選ばなければ」と感じてしまうことはないでしょうか。ただ、その考え方は少し違うかもしれません。私はかつて化粧品メーカーで製造管理・品質管理の業務に携わっていました。化粧品がどのような原料でどのように作られているか、また、どのようなメカニズムで...
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