2025年2月– date –
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シャワー中にひらめくときと、ただ眠くなるとき──ぼーっとするときの脳の違い
整える暮らしの断片
シャワーを浴びているときや湯船に浸かってぼーっとしているとき、ふと良いアイデアが頭に浮かんだことはありませんか。あるいは、何もしないでぼーっとしていたら、いつの間にか眠くなっていた、という経験も。どちらも「ぼーっとしている」状態のように見えますが、脳の中では、まったく異なることが起きています。同じように見えるその時間の中に、実は二種類の状態が存在している──このことが、近年の脳科学研究によって少しずつ明らかになってきました。 ぼーっとしているとき、脳は休んでいるわけではない ... -
乾燥肌がなかなか改善しないのは、ケアが足りないからではないかもしれない
整える暮らしの断片
スキンケアをきちんと続けているのに、なぜか乾燥が改善しない。化粧水を変えてみても、保湿クリームをたっぷり重ねてみても、翌朝にはまた肌がつっぱっている。そんな状況が続いていると、「自分のケアが足りていないのかもしれない」「もっと良い製品を選ばなければ」と感じてしまうことはないでしょうか。ただ、その考え方は少し違うかもしれません。私はかつて化粧品メーカーで製造管理・品質管理の業務に携わっていました。化粧品がどのような原料でどのように作られているか、また、どのようなメカニズムで... -
なぜ日本では、お金の話がこんなに難しいのか
お金のまなび舎
「老後のお金、どうしてる?」「NISAってもう始めた?」そんな話題が出たとき、なんとなくふわっとした空気になることがあります。誰かが苦笑いしたり、話を早めに切り上げようとしたり。傷つく話でも秘密の話でもないのに、お金のことになると場の雰囲気が少し変わるような気がします。そういう感覚を、あなたも一度は覚えたことがあるのではないでしょうか?これは気のせいではありません。日本では長い時間をかけて、お金の話を「しにくい」空気が社会の中に積み重なってきました。それは個人の性格の問題では... -
引き寄せを信じきれないまま、それでも否定できない理由
わたしのなかの遠い場所
「引き寄せの法則」という言葉を聞いて、どんな感覚が浮かびますか。「怪しい」「スピリチュアルでしょ」と即座に距離を置く方もいれば、「なんとなく気になる」「でも完全に嘘とも言えない」という、宙ぶらりんな感覚を持つ方もいるかと思います。私はといえば、おそらく後者です。信じているかと問われると、それも違う気がします。けれど、否定しきれてもいない。司書として情報の精度を意識してきた私が、学芸員として「根拠なく断言しない」ことを習慣としてきた私が、工場の品質の中枢で曖昧を否定してきた... -
脚の筋肉が担っている仕事を、私たちはあまり知らない
整える暮らしの断片
階段を上るとき、以前より少し息が上がるようになった。長時間歩いた日の夕方には、ふくらはぎの張りが翌朝まで残る。そういった変化に気づいても、「運動不足かな」とやり過ごしてしまうことが多いかもしれません。脚の筋肉については、「鍛えるべきだ」という結論だけが先行しがちで、なぜそうなのかという説明は意外と少ないものです。「健康のために」という言葉でひとくくりにされてきた理由の中に、もう少し具体的な話が隠れています。脚の筋肉が体の中でどんな仕事を担い、それが失われるとき何が連鎖する... -
音楽のチカラは絶大。聴いて、歌って、奏でて——心と体に起きていること
整える暮らしの断片
音楽は、人類が文字を持つよりも前から存在してきました。儀式の場で、労働の合間に、悲しみを癒やすために、喜びを分かち合うために、人々は音楽と共にありました。現代においても、朝の目覚めをアラーム代わりの音楽で迎え、通勤中にイヤホンで曲を流し、食事の場でBGMを耳にし、眠りにつくまで音楽を手放さない人は多くいます。音楽は生活のあらゆる場面に溶け込み、私たちにとって「あって当たり前」のものになっています。しかし、音楽が心や体にどんな効果があるのかを、改めて意識することは少ないのではな... -
耳で聴く読書。脳への届き方はどうなるのか?
整える暮らしの断片
オーディオブックを聴いていたはずなのに、気づいたら内容がほとんど頭に入っていなかった——。そんな経験が、一度くらいはあるのではないでしょうか。音声は流れているのに、章が終わったころには話の中身がもうぼんやりしている。再生時間だけが積み上がって、残ったものが何もないような感覚。でも同時に、逆の経験もあると思います。通勤中に聴いていた一節が、その夜になっても頭から離れない。週末のウォーキング中に流していた本の、あの場面だけはっきり覚えている。数週間が経っても、あのくだりはなぜか... -
『自分に合った勉強法』は存在するのか——学習スタイル理論の限界と、独学に使えるもの
整える暮らしの断片
「自分に合った勉強法を探しているのに、なかなか定まらない」そう感じたことはありませんか?ネットで検索すれば、「視覚優位タイプにはマインドマップ」「聴覚優位タイプは音読で覚えるといい」といった情報がすぐに目に入ります。まず診断を受けて自分のタイプを確認し、それに合った方法を選ぶ。そのわかりやすさが、多くの人に受け入れられてきました。ただ、少し立ち止まってみると、気になることがあります。「タイプに合わせると学習効果が上がる」という部分に、実際どれほどの根拠があるのでしょうか。... -
午後の眠気に、体内時計が関係しているとしたら——昼寝が科学になった理由
整える暮らしの断片
午後2時ごろになると、不思議なほど眠くなります。昼食を食べすぎたからだろうか。昨晩の睡眠が足りなかったからだろうか。そう考えてコーヒーを飲んで乗り切ろうとするのに、眠気はなかなか消えてくれません。そういう経験は、多くの人に身に覚えがあるのではないでしょうか。私もかつて医薬品・化粧品の工場で働いていた頃はそういう時がありました。この時間帯の眠気は、実は食事も睡眠不足も直接の原因ではない場合があります。それは、人間の体に備わった体内時計が、午後の特定の時間帯に覚醒水準を下げる仕... -
引用とコピーは、どこで分かれるのか──著作権の輪郭を静かにたどる
調べる・記録する・伝える
ブログを書いていると、ふと迷う場面があります。調べものをしていて「この文章、うまく言い当てているな」と感じた一節を自分の記事に使いたいとき。他の人が書いた記事の表現が、自分の伝えたいことをそのまま代弁してくれているとき。「これは引用していいのだろうか。それともアウトになるのだろうか」と立ち止まった経験は、文章を書く人なら一度はあるのではないでしょうか?引用とコピーを分けるのは、わずかな条件の違いです。ただ、その条件を正確に把握している人は、意外に少ないかもしれません。難し...
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