からだと向き合う– tag –
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メイクが「思っていたのと違う…」——その原因は光でした。
整える暮らしの断片
家を出る前、鏡の前でていねいに仕上げたメイク。ファンデーションのムラもなく、チークもちょうどよい濃さで、アイメイクのバランスも悪くない。そう思って外に出たのに、ショップのガラスや街なかでの鏡に映った自分の顔を見て、なんとなく違和感を覚えた——そんな経験が一度はあるのではないでしょうか?「なんか違う」「思ったより濃い」「逆に薄く見える」。この感覚は、メイクの技術が足りないわけでも、使っている製品が合っていないわけでもないことが多いです。原因は、光にあります。私はかつて化粧品メ... -
足裏をほぐすことは、なぜ体全体に届くのか
整える暮らしの断片
足裏をほぐす習慣は、古くから私たちの生活に根付いています。足湯でじんわり温まった後、無意識に指で土踏まずを押し込んでいたり、あるいは、足つぼマッサージを受けたり。足裏をほぐしたら驚くほど体が軽く感じられた——。そんな「理屈抜きの心地よさ」を肌で感じたことのある方は、きっと多いはずです。ただ、その理由として長年語られてきた説明には、一度立ち止まって確認してみる価値があります。足裏には全身の臓器につながる反射区があり、その対象の部位を刺激することでそこに対応する臓器の働きが改善... -
瞑想は何のためにするのか──初心者が知っておきたい、始め方より大切なこと
整える暮らしの断片
瞑想を試したことがある人に話を聞くと、「やってみたけど雑念ばかりで挫折した」という声が少なくありません。目を閉じた途端に仕事の締め切りのこと、返していないメッセージのこと、夕食のことなどが次々と浮かんでくる。「こんなに頭が騒がしいようでは、自分には向いていないのかもしれない」と感じて、そっと目を開けてしまう。あるいは、「何となく良いと聞いたから始めてみたけど、何が変わっているのかよくわからない」という声もあります。結局のところ、やってはみたけれども続かなかった──。続かない... -
焼けていないのに、肌は老化している──紫外線の蓄積という見えないダメージ
整える暮らしの断片
日焼けした記憶がないのに、なんとなく肌のトーンが変わってきた気がする。去年と比べてくすみが気になる。でも特別なことをしたわけでもないし、海に行ったわけでもない——そんな感覚が積み重なっていませんか?私はかつて、化粧品メーカーで製造管理・品質管理の業務に携わっていました。化粧品がどのような原料で、どのように作られているか、また、どんな肌のどんな特性に基づいた設計がなされているのかなどを品質管理の視点から見てきた経験があります。そのなかで繰り返し実感してきたことがあります。紫外... -
北枕は本当に良い?地球の磁場と眠りのロマン
わたしのなかの遠い場所
夜、枕に頭を乗せると、すっと眠りに落ちる日もあれば、どうにも寝付けない夜もあります。枕の向きや寝室のレイアウトを少し変えただけで、驚くほどスッキリ眠れることも。そこで最近、ふと思ったのです。北枕にした時に、すごく身体が心地良い気がする…と。あくまでも感覚的なものなので気のせいなのかもしれませんが、でも、なんかすごく自分には合っている気がしました。縁起が悪いと言われるけれども「 北枕って実は寝心地が良いのでは? 」と思い、ちょっと調べてみました。 北枕はなぜ縁起が悪いとされてい... -
「筋トレ10回では足りない」は本当か?続けられなかった人が知っておきたい、動くことの最小単位
整える暮らしの断片
運動を始めようとして、途中でやめてしまったことはありませんか?たとえば、スクワット10回とか腕立て伏せ10回。やることはやった。でも「こんな少ない回数で何かが変わるのだろうか」という気持ちが先に立って、だんだん続けることをやめてしまった。そういう経験をした人は、決して少なくないと思います。「筋トレは10回×3セット」「週に2〜3回は必要」「少ない回数では筋肉は育たない」──少し調べると、こうした情報は自然と目に入ってきます。そして気づかないうちに、「毎日10回程度ではとても足りない」と... -
乾燥肌がなかなか改善しないのは、ケアが足りないからではないかもしれない
整える暮らしの断片
スキンケアをきちんと続けているのに、なぜか乾燥が改善しない。化粧水を変えてみても、保湿クリームをたっぷり重ねてみても、翌朝にはまた肌がつっぱっている。そんな状況が続いていると、「自分のケアが足りていないのかもしれない」「もっと良い製品を選ばなければ」と感じてしまうことはないでしょうか。ただ、その考え方は少し違うかもしれません。私はかつて化粧品メーカーで製造管理・品質管理の業務に携わっていました。化粧品がどのような原料でどのように作られているか、また、どのようなメカニズムで... -
脚の筋肉が担っている仕事を、私たちはあまり知らない
整える暮らしの断片
階段を上るとき、以前より少し息が上がるようになった。長時間歩いた日の夕方には、ふくらはぎの張りが翌朝まで残る。そういった変化に気づいても、「運動不足かな」とやり過ごしてしまうことが多いかもしれません。脚の筋肉については、「鍛えるべきだ」という結論だけが先行しがちで、なぜそうなのかという説明は意外と少ないものです。「健康のために」という言葉でひとくくりにされてきた理由の中に、もう少し具体的な話が隠れています。脚の筋肉が体の中でどんな仕事を担い、それが失われるとき何が連鎖する... -
音楽のチカラは絶大。聴いて、歌って、奏でて——心と体に起きていること
整える暮らしの断片
音楽は、人類が文字を持つよりも前から存在してきました。儀式の場で、労働の合間に、悲しみを癒やすために、喜びを分かち合うために、人々は音楽と共にありました。現代においても、朝の目覚めをアラーム代わりの音楽で迎え、通勤中にイヤホンで曲を流し、食事の場でBGMを耳にし、眠りにつくまで音楽を手放さない人は多くいます。音楽は生活のあらゆる場面に溶け込み、私たちにとって「あって当たり前」のものになっています。しかし、音楽が心や体にどんな効果があるのかを、改めて意識することは少ないのではな... -
午後の眠気に、体内時計が関係しているとしたら——昼寝が科学になった理由
整える暮らしの断片
午後2時ごろになると、不思議なほど眠くなります。昼食を食べすぎたからだろうか。昨晩の睡眠が足りなかったからだろうか。そう考えてコーヒーを飲んで乗り切ろうとするのに、眠気はなかなか消えてくれません。そういう経験は、多くの人に身に覚えがあるのではないでしょうか。私もかつて医薬品・化粧品の工場で働いていた頃はそういう時がありました。この時間帯の眠気は、実は食事も睡眠不足も直接の原因ではない場合があります。それは、人間の体に備わった体内時計が、午後の特定の時間帯に覚醒水準を下げる仕...
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