やさしいまなざし– tag –
-
子どもの心と行動に寄り添う|発達心理学から見る成長の捉え方
整える暮らしの断片
「どうしてこんなことをするの?」「うちの子、他の子とちょっと違う気がする」――。子どもと接するなかで、戸惑いや不安を抱えた経験はありませんか?子どもの行動には、すべて理由があります。しかしそれは、親の目に見える形では表れないことも多く、「よくわからないまま怒ってしまった」「本当は寄り添いたかったのに…」と悩む方も少なくありません。発達心理学は、子どもの“心の成長の道すじ”を見つめる学問です。私自身、司書課程で児童サービス論を学び、読み聞かせなどを通じて多くの子どもたちと接するな... -
気づいたら笑っていなかった──笑顔が消えていく仕組みと、戻ってくる理由
整える暮らしの断片
衛生管理者として職場のメンタルヘルス業務に関わっていた時期、私は多くの人の話を聞いてきました。毎朝出勤するたびに体が重い人、「悪い職場じゃないんですけど、なんかモヤモヤして」と言葉を選びながら話してくれる人。状況はさまざまでしたが、よく似た言葉が出てきました。「最近、笑えていない気がして」そしてある時、気がついたら、その言葉は私自身のことでもありました。ふと鏡を見たとき、いつから笑っていないのだろうと思ったことを覚えています。笑えなくなったことに気づいたとき、自分が弱くな... -
写経の効果は”信仰”じゃなかった──脳科学と心理学で読み解く、整う理由
整える暮らしの断片
写経という言葉に、どんなイメージを持っているでしょうか。お寺の本堂、白い衣、線香の煙。あるいは、信仰に厚い方がひたすら筆を走らせている光景。そういったイメージが浮かぶ方が多いかもしれません。「信仰のある人がするもの」「自分には縁遠いもの」という感覚があるのではないでしょうか。ところが、手書きの効果を脳科学の観点から調べていたとき、祈りという行為の心理的な仕組みを追っていたとき、マインドフルネスがなぜ心に効くのかを読み解いていたとき──それぞれ別の文脈で調べ始めたはずなのに、... -
夢を記録すると、夢は変わるのか?
整える暮らしの断片
目が覚めた瞬間、夢の内容が綺麗に消えていく。なんかいい夢を見ていたような気がする。そう感じながら思い出そうとすると、断片だけが浮かんでは消え、数分後には何も残っていない。あれほどリアルだったはずの映像が、どこへ行ってしまったのか——。そんな経験から、夢を記録することを始めた人もいるかもしれません。枕元にノートを置いて、目が覚めたらすぐに書き留める。続けているうちに、「夢をよく覚えられるようになってきた気がする」「最近、夢の種類が変わった気がする」という感覚を持つことがありま... -
好奇心がなくなったと感じるとき、何が起きているのか|原因と戻し方
整える暮らしの断片
好きだったはずのものに、気持ちが動かなくなった。 新しいことへの関心が、以前と比べてずいぶん薄くなった気がする。昔はもっとワクワクしていたはずなのに、今は何を見ても気持ちが平坦な感じがする。そういう感覚を抱えたとき、多くの人は「年のせいかな」「疲れているだけかな」と自分に言い聞かせます。あるいは「もともとそういう性格なのかもしれない」と、半ばあきらめてしまうこともあるかもしれません。でも、好奇心の低下には、性格や年齢よりもずっと具体的な理由があることが、認知科学や神経科学の... -
人はなぜ、運に委ねたくなるのか──偶然性と意味を求める脳
調べる・記録する・伝える
おみくじを引いて紙を広げる直前の、あの一瞬。スマホゲームのガチャを回そうとしたときに膨らむ「今度こそ」という気持ち。スクラッチくじの銀色を削り始めたときの、じわりとした手応え。偶然に何かを委ねる場面で、人の心はわずかに前のめりになります。これは特別な人だけに起こることではありません。脳の仕組みそのものが、偶然性に引き寄せられるようにできています。でも、ふと冷静に考えてみるとそれはなぜなのでしょうか?そこでこの記事では、神経科学、心理学、文化人類学の知見をたどりながら、「運... -
北枕は本当に良い?地球の磁場と眠りのロマン
わたしのなかの遠い場所
夜、枕に頭を乗せると、すっと眠りに落ちる日もあれば、どうにも寝付けない夜もあります。枕の向きや寝室のレイアウトを少し変えただけで、驚くほどスッキリ眠れることも。そこで最近、ふと思ったのです。北枕にした時に、すごく身体が心地良い気がする…と。あくまでも感覚的なものなので気のせいなのかもしれませんが、でも、なんかすごく自分には合っている気がしました。縁起が悪いと言われるけれども「 北枕って実は寝心地が良いのでは? 」と思い、ちょっと調べてみました。 北枕はなぜ縁起が悪いとされてい... -
怖いのは、まだやっていないからだった。──最初の一歩を阻む恐れの正体
整える暮らしの断片
何かを始めようとするとき、説明のつかない重さを感じたことはありませんか?新しい仕事に挑戦しようとして、履歴書の下書きを何度も書いては消した経験。誰かに久しぶりに連絡しようとして、送信ボタンの前でどうしても指が動かなかったあの瞬間。資格の勉強を始めようと参考書を机の上に開いたまま、気づけば全く別のことをしていた休日。「やろう」と決めているはずなのに、最初の一歩だけがどうしても動かない——。意欲がないわけではありません。必要性を理解していないわけでもありません。それどころか、「... -
音楽のチカラは絶大。聴いて、歌って、奏でて——心と体に起きていること
整える暮らしの断片
音楽は、人類が文字を持つよりも前から存在してきました。儀式の場で、労働の合間に、悲しみを癒やすために、喜びを分かち合うために、人々は音楽と共にありました。現代においても、朝の目覚めをアラーム代わりの音楽で迎え、通勤中にイヤホンで曲を流し、食事の場でBGMを耳にし、眠りにつくまで音楽を手放さない人は多くいます。音楽は生活のあらゆる場面に溶け込み、私たちにとって「あって当たり前」のものになっています。しかし、音楽が心や体にどんな効果があるのかを、改めて意識することは少ないのではな... -
退職を考えている人へ!辞める前にやっておくと良いこと
思考のそばにあるモノたち/わたしをつくった一頁
長いこと会社へ尽くして来たけど、最近なんかやる気でないなー。仕事に全然集中できないなー。尊敬できる人も居ないし、成長も実感できないし、そろそろ潮時かな…。なんて思っていたりしませんか?ここでは、漠然と「退職したいなぁ」と思い始めたそんなあなたへ、私の体験談から退職前にやっておくと良いことをお伝えしたいと思います!!ぜひ、ご参考ください。この記事が少しでも皆さまのお役に立てましたら幸いでございます。 この記事でわかること 退職を視野に入れたらやっておくと良いこと。(ただし、個人...
.webp)