2025年– date –
-
「スマホ認知症」とは?集中力・記憶力の低下に潜む“脳疲労”の正体
整える暮らしの断片
スマホを見ていないのに、頭がなんとなく休まらない。覚えたはずのことが、すぐに抜けていく。人の名前が出てこない。さっきまで考えていたことが飛ぶ。何かをしようとして画面を開いたら、目的を忘れていた。そういう経験が、日常の中に増えていないでしょうか。昨今、「最近、自分は少しおかしいのかもしれない」と感じている人は少なくないと思います。でも、その変化は突然やってきたものではなく、スマートフォンとの付き合い方が長年にわたって脳に積み重ねてきたものである可能性があります。この記事では... -
スマホやAIに頼りすぎると、思考力が崩れる──。その静かな崩壊に、あなたは気づいていますか?
調べる・記録する・伝える
なんとなく集中できない。 言葉が出てこない。考えている"つもり"なのに、話し終えたあとに何も残っていない──。そういった感覚を、最近覚えることはありませんか?スマートフォンやAIが日常に溶け込んだ今、答えはいつでも手の中にあります。わからないことがあれば検索し、文章が思い浮かばなければAIに出してもらい、判断に迷えば誰かの意見をSNSで探す。どれも、今の暮らしでは当たり前の行動です。ただ、その当たり前の積み重ねの中で、「自分の頭だけで何かを考える」という機会は、以前よりも確実に減って... -
与党と野党の違いとは?仕組みと役割から読み解く日本の政治
調べる・記録する・伝える
ニュースで「与党が〜」「野党が〜」という言葉を見たり聞いたりするたびに、なんとなくわかった気になる。でも、改めて「与党とか野党って何?」と聞かれると、すぐには答えられない。これは「知らない」というより、「言葉と中身がうまく紐づいていない」状態に近いと思います。学校で習ったはずなのに、なんかよく覚えていない。原因のひとつは、「与党」「野党」という言葉が日常的に使われすぎていて、いわゆる当たり前に溶け込みすぎた結果、意味をじっくりと確認する機会がないことにあるかもしれません。... -
花を育てると空き巣が減る、は本当か——植物が防犯に効く”意外な理由”を考えてみた
整える暮らしの断片
花を育てている家には、空き巣が入りにくい。そんな話を、どこかで耳にしたことがあるかもしれません。ガーデニングが趣味の方なら「それなら一石二鳥だ」と感じるかもしれませんし、そうでない方には「植物と防犯、何の関係があるの?」と首をかしげる話かもしれません。でも、植物が防犯に効くと言われる理由は、花の美しさでも、植物が持つ何か特別な力でもありません。その答えは、建築と犯罪の接点を研究してきた人たちが積み上げてきたデータの中にありました。そして、その答えは「花が効いているのではな... -
桜はいつから”日本の春”だったのか──梅が主役だった時代から読み解く花見の歴史
調べる・記録する・伝える
毎年春になると、桜の木の下に人が集まります。場所取りをして、お弁当を広げて、花を見上げながら過ごすあの時間は、今の日本人にとってごく自然な春の風景とも言えます。でも、少し立ち止まって考えてみると、不思議なことがあります。なぜ梅ではなく桜なのか、ということです。梅の時季はまだ寒いから?梅も桜と同じく早春に花を咲かせ、香りはむしろ梅のほうが豊かです。それなのに、花見といえば桜、春といえば桜と、現代の私たちは迷いなく桜を選びます。この「桜一択」の感覚は、いったいいつ頃、どのよう... -
「足るを知る」は精神論ではない──「足りない」が判断力を奪うという研究
整える暮らしの断片
「お金持ちになりたければ、まず足るを知ることだ。」「感謝の気持ちを持てば豊かになれる。」こうした言葉を、一度はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。聞こえはいいのですが、実際に経済的な不安や余裕のなさを抱えているときに言われると、どこか心の隅に引っかかるものがあります。今まさに足りていない状況にある人に向かって「足りていることに気付け」と諭すのは、励ましというより、責任を本人に押し付けているようにすら感じられることもあります。ただ、この「足るを知れば豊かになる」... -
気づいたら笑っていなかった──笑顔が消えていく仕組みと、戻ってくる理由
整える暮らしの断片
衛生管理者として職場のメンタルヘルス業務に関わっていた時期、私は多くの人の話を聞いてきました。毎朝出勤するたびに体が重い人、「悪い職場じゃないんですけど、なんかモヤモヤして」と言葉を選びながら話してくれる人。状況はさまざまでしたが、よく似た言葉が出てきました。「最近、笑えていない気がして」そしてある時、気がついたら、その言葉は私自身のことでもありました。ふと鏡を見たとき、いつから笑っていないのだろうと思ったことを覚えています。笑えなくなったことに気づいたとき、自分が弱くな... -
写経の効果は”信仰”じゃなかった──脳科学と心理学で読み解く、整う理由
整える暮らしの断片
写経という言葉に、どんなイメージを持っているでしょうか。お寺の本堂、白い衣、線香の煙。あるいは、信仰に厚い方がひたすら筆を走らせている光景。そういったイメージが浮かぶ方が多いかもしれません。「信仰のある人がするもの」「自分には縁遠いもの」という感覚があるのではないでしょうか。ところが、手書きの効果を脳科学の観点から調べていたとき、祈りという行為の心理的な仕組みを追っていたとき、マインドフルネスがなぜ心に効くのかを読み解いていたとき──それぞれ別の文脈で調べ始めたはずなのに、... -
夢を記録すると、夢は変わるのか?
整える暮らしの断片
目が覚めた瞬間、夢の内容が綺麗に消えていく。なんかいい夢を見ていたような気がする。そう感じながら思い出そうとすると、断片だけが浮かんでは消え、数分後には何も残っていない。あれほどリアルだったはずの映像が、どこへ行ってしまったのか——。そんな経験から、夢を記録することを始めた人もいるかもしれません。枕元にノートを置いて、目が覚めたらすぐに書き留める。続けているうちに、「夢をよく覚えられるようになってきた気がする」「最近、夢の種類が変わった気がする」という感覚を持つことがありま... -
脳は目から疲れている──目を閉じることが持つ、意外と小さくない効果
整える暮らしの断片
画面を長時間見続けたあと、そっと目を閉じると、息をついたときのような感覚があります。あれは気のせいではありません。日常の中で「目が疲れた」と感じる機会は、以前より確実に増えています。スマートフォン、パソコン、テレビ、街の電光掲示板(デジタルサイネージ)、電車の案内ディスプレイ。意識していなくても、目には絶え間なく何かが飛び込んできます。そして脳は、目から入ってきた情報を、ずっと処理し続けています。この記事では、「目を閉じる」という行為が脳に何をするのかを、視覚処理の仕組み...
.webp)