記事一覧
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朝の光を浴びられない日々は、体にどんな影響があるのか
整える暮らしの断片
夜勤が明けた朝、外に出ると光が目に刺さるように感じられるのに、体の中はまだ夜の続きのような状態で──そんな感覚に覚えがある方はいますか。私自身、医薬品・化粧品の工場に勤めていたころ、夜勤も泊まりも交代勤務も経験してきました。夜が明けても眠れない日、休日に思い切り寝だめしたのにもかかわらず月曜日がかえってつらい日。それが繰り返されるたびに「自分の体は弱いのだろうか」「もっと上手く休めないのだろうか」と感じていたのを覚えています。当時はただ「不規則な生活だから仕方ない」と思って... -
レモン水から見えてくる、自分の身体との付き合い方
整える暮らしの断片
コップに水を注いで、レモン果汁を数滴落とす。それだけのことなのに、なぜか気持ちがすっと整う感じがする——そう感じながら続けている方は、いらっしゃいますでしょうか?私自身もそのひとりです。「健康に良いと聞いたから」「なんとなく体によさそうだから」という理由で始めたレモン水ですが、実際のところ、その効果はどこまで科学的に確かめられているのでしょうか。調べてみると、広く信じられている話の中に、実態と少しずれているものがあることがわかります。だからといって、レモン水が「意味のない飲... -
なぜ月曜の朝はこんなにも重いのか──仕事への拒否感を、心理学と生理学から読み解く
はたらくときのまなざし
月曜の朝、目覚まし時計が鳴る前から、なんとなく気持ちが重い。布団の中で「今日、仕事か⋯」と思い、ため息が出る。そういう朝が続いているとしたら、それはあなたの根性や気持ちの問題ではないかもしれません。とりわけ、「仕事に行きたくない」という感覚は多くの人が経験します。しかし、それを「甘えだ」「気合が足りない」と片づけてしまうと、身体と心が出している大切なサインを見落としてしまうことがあります。心理学や生理学の分野では、この感覚の背景にある仕組みが少しずつ明らかになってきています... -
「飲んでいるつもり」の人向け|WBGT値と連動した水分補給の考え方
整える暮らしの断片
「今日はよく水を飲んだから大丈夫」——そう思って過ごした日に、熱中症で倒れる人がいます。水分補給で見落とされがちなのは「飲んだ量」ではなく、「その日の暑さに対して、必要な量を飲めていたか」という視点です。気温・湿度・輻射熱(ふくしゃねつ)が重なった環境では、体が必要とする水分量は平常時の数倍に達することがあります。しかし体の感覚はその変化に追いつかず、「まだ大丈夫」と感じているうちに、内側で水分と電解質のバランスが崩れていきます。その「暑さの総合的な強度」を数値で示す指標が... -
ラジオ体操はなぜ100年近く続いてきたのか|科学と制度が証明する、3分間の本当の価値
整える暮らしの断片
1928年の誕生以来、学校の夏休みに、工場の始業前に、地域の公園で、日本人はこの体操を繰り返してきました。時代が変わり、生活様式が変わり、運動の選択肢が無数に増えても、ラジオ体操だけは消えませんでした。「なんとなく体に良さそうだから」では、98年は続きません。近年、その根拠が科学的に次々と明らかになっています。認知症リスクの低下、フレイルの改善、気分状態の向上——ラジオ体操にはこれだけの裏付けがありました。この記事では、ラジオ体操が持つ本当の価値を、健康科学・運動生理学・労働安全... -
知識を持つほど、伝わらなくなる──「知識の呪い」という認知バイアス
調べる・記録する・伝える
丁寧に書いたはずなのに、「何が言いたいのかわからない」と言われた。 その分野をよく知る人の説明が、なぜかひどくわかりにくかった。こういった現象は、説明する力の問題でも、言葉の選び方の問題でもありません。知識を持つことで生じる、認知上の変化が原因です。心理学と行動経済学の研究が「知識の呪い(Curse of Knowledge)」と名付けたこの現象は、書き手と読者の間に生じる断絶の正体のひとつです。知っているからこそ、伝わらなくなる。その構造を、知見とともに照らします。「なぜか、うまく相手に伝... -
読み手の脳は、ページを開いた瞬間に帰るかどうかを決めている
調べる・記録する・伝える
文章を書き終えて、公開する。アクセスはある。でも、エンゲージメント率は上がらない。つまり、ほとんど読まれていない。ヒートマップやスクロール計測のデータを見ると、多くの読者がページの上部だけを眺めて離脱しているのが可視化されます。「内容が悪かったのか」「タイトルで期待させすぎたのか」と原因を探したくなりますが、離脱の理由はそれほど単純ではありません。読者がページを閉じるかどうかは、文章の「中身」に到達するより前で、ほぼ決まっています。ページを開いた瞬間から、脳はすでに情報処... -
やってみたら大変だった──オンライン秘書のリアルな難しさ
はたらくときのまなざし
「未経験でも始められる」「スキルがなくても大丈夫」「自分のペースで働ける」──オンライン秘書という仕事を調べると、こうした言葉によく出会います。入口が広いことは確かで、実際にそれは事実でもあります。ただ、始めてみたら思っていたよりずっと大変だった、なんとなく続けにくかった、という声も、決して少なくありません。それは、始めた人の意欲や能力の問題ではなく、この仕事が持つ構造的な難しさに起因していることが多いのです。私はかつて、製薬会社で社長秘書として働いていた時期があります。ス... -
初めてのIPO参加で落選したので調べました。『当選率を上げる方法』
投資とわたしのペース
2024年10月、初めてのIPO参加だった東京地下鉄株式会社(証券コード:9023)こと東京メトロの上場で、補欠当選という結果を受け取りました。繰り上げを期待しながら数日を過ごしましたが、最終的には繰り上げならず⋯。結構、心のどこかでは悔しんでいる自分が居ましたねぇ⋯。そんなわけで、「次はどうすれば当選に近づけるのか」と調べ始めたのが、この記事のきっかけです。IPOの当選には運の要素が大きいことは事実ですが、仕組みを理解した上で動くことで確率を引き上げられる余地は確かにあります。調べてわか... -
Google AdSenseに通った話
調べる・記録する・伝える
2回目の申請の末、Google AdSenseの審査が通ったお話。1回目は2024年9月27日に申し込んで審査結果が2024年10月11日に出ました。その頃の記事数は30記事ほど。PV数は1とか多くて5でほとんどなし。【有用性の低いコンテンツ】ということで要件を満たせませんでした。要するに『不合格』です。誰も読んでいないのだから、有用性の判断のしようがないわけですね。2回目は2024年10月18日に再審査を申込み、結果が2024年10月27日に出ました。無事に審査通過(『合格』)となりました。この時の記事数は42記事、PVは1記事...
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