東京スカイツリーから見た景色に文明を感じた話

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先日、東京スカイツリーに行ってきたんです。本当は展望デッキへ登る予定はなかったのですが、空気の澄んだ良い天気だったもので、遠くまで見渡せるかな?と思い立って。

せっかく来たのだからと天望回廊とのセット券をアソビュー!のアプリで購入。休日の当日券のため3,800円。
前日までに買えば400円ほどお得になるみたい。

割と早い時間だったのもあって、スムーズに展望デッキへ。
休日にしてはそこまで混雑しておらず、じっくりとスカイツリーからの景色を眺めることができました。

この景色を眺めていて、ふと、途方もなく長い歴史のうえに積み上がってきた文明のおかげで今があるのだなと感じたわけです。
巨大な影ができるほどのタワー、埋め立てて作った土地に、空飛ぶ構造物。海底を通る道路に、両岸を繋ぐ橋に、鉄道に船に自動車に住居、商業施設などなど。そして、それらを織り成す人々の営み。
ここに見える景色は人間が作り出したものなのだと。

遠くに見える富士山や榛名山、男体山や筑波山などの山々はきっと昔から変わっていなくて、でも、その山の近くの街へ行くのには何日もかけて移動していたであろう距離が、今では数時間で行けてしまう。

そして、何よりもエレベータに乗って50秒で、この高さからの絶景を見られるということ。

これらがどれほど凄いことなのだろうかと。

このスカイツリーそのものについても「作った方々、本当にすごすぎる!」の一言。
スカイツリーの1階に団体フロアがあるのですが、そこにスカイツリーギャラリーがあります。
そこではスカイツリーの工事進捗の写真であったり、設計の特徴であったりが学べるのですが、鉄骨の柱はこまめに溶接されて組み上がっており、非常に緻密な技術が詰め込まれていることを知りました。また、無事故で工事を終えたという現場力の強さもさることながら、足が竦むほどの高さで作業をしていた方々が居たと思うと終始心の底から感嘆の思いでした。

そんなわけで、スカイツリーを通して先人の方たちが積み重ねて来た文明の恩恵を享受しているのだなと強く実感したのでした。

そして、そのというのは、スカイツリーを日々メンテナンスして維持してくれる人が居て、電気が点いていたり暖房が効いていたりするのは、電気を作る人が居たりボイラを管理する人が居たり、誰かの仕事のおかげで成り立っているんだなって。日頃の何気ない当たり前に感じてしまう物事は決して当たり前なんかではなく、全て誰かの仕事のおかげなんですよね。缶コーヒーのボスのCMの「世界は誰かの仕事でできている。」は真理。

「足るを知る」を考えさせられる機会となりましたとさ。

みなさま、いつもお仕事お疲れさまです!!!

ちなみに、天望回廊に上がる時と下へ降りる時にはガッツリ混雑していてかなり待ちました。

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