文化の変遷– tag –
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おみくじが読めないのは、なぜか——古語と漢詩が並ぶ理由と、自分なりの向き合い方
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初詣や参拝のたびにおみくじを引いて、手元の紙をひらいてみたものの、「大吉」の文字以外はよくわからないまま折りたたんでしまった——。そんな経験はありませんか?「待ち人」「争事」「転居」といった項目が並んでいても、その下に続く言葉が古めかしくて読めない。和歌や漢詩のようなものが書かれていても、そもそもこれ日本語なの?と。そんなとき、「自分の知識量や読解力の問題だろうか」と感じてしまうことがあるかもしれません。ただ、おみくじに書かれている言葉は、現代の日常語とは異なる言語体系の中... -
花見の歴史をたどる旅:奈良時代から江戸時代へ、桜とともに歩んだ日本人の心
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日本には、花を愛でる文化が古くから根づいています。花見の起源は、奈良時代に梅の花を鑑賞する風習に見ることができます。そこから平安時代以降、桜が春の象徴として親しまれるようになり、花を楽しむ行事として、次第に人々の暮らしに根づいていきました。時代ごとに異なる風景と価値観の中で、「花見」は春を迎えるよろこびの象徴として、時には格式ある行事として、時には庶民の楽しみとして、その姿を変えてきたのです。本記事では、梅を愛でた奈良時代から、桜が美の象徴となった平安時代、武士の間に広が... -
引き寄せを信じきれないまま、それでも否定できない理由
わたしのなかの遠い場所
「引き寄せの法則」という言葉を聞いて、どんな感覚が浮かびますか。「怪しい」「スピリチュアルでしょ」と即座に距離を置く方もいれば、「なんとなく気になる」「でも完全に嘘とも言えない」という、宙ぶらりんな感覚を持つ方もいるかと思います。私はといえば、おそらく後者です。信じているかと問われると、それも違う気がします。けれど、否定しきれてもいない。司書として情報の精度を意識してきた私が、学芸員として「根拠なく断言しない」ことを習慣としてきた私が、工場の品質の中枢で曖昧を否定してきた... -
もう年末だ。そのそわそわには、ちゃんと根拠がありました。
整える暮らしの断片
年末になると、なんとなく気持ちが急いてくる感覚を覚えたことはありませんか?大掃除をしなければ、年賀状を書かなければ、おせちの予約はまだだった、年内に連絡しておきたい人がいる──。やるべきことが次々と頭に浮かんできて、気がつけば師走という言葉そのままに、追いかけられているような感覚になっています。不思議なのは、これが毎年繰り返されることです。昨年も同じように年末を迎えたはずなのに、今年もまた「もう年末か」と驚き、あのそわそわした感覚に追いかけられます。なぜ毎年こんなにも気忙し...
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