学びの入口– tag –
-
耳で聴く読書。脳への届き方はどうなるのか?
整える暮らしの断片
オーディオブックを聴いていたはずなのに、気づいたら内容がほとんど頭に入っていなかった——。そんな経験が、一度くらいはあるのではないでしょうか。音声は流れているのに、章が終わったころには話の中身がもうぼんやりしている。再生時間だけが積み上がって、残ったものが何もないような感覚。でも同時に、逆の経験もあると思います。通勤中に聴いていた一節が、その夜になっても頭から離れない。週末のウォーキング中に流していた本の、あの場面だけはっきり覚えている。数週間が経っても、あのくだりはなぜか... -
勉強効率をアップ!目から?耳から?それとも…。認知特性を活用した学習法
整える暮らしの断片
「目からの情報」と「耳からの情報」、あなたはどちらの方法が勉強に役立つと感じますか?私たちは普段、驚くほど多くの情報を視覚と聴覚から得ています。しかし、それをどのように活用するかで、学習の効率や記憶の定着率は大きく変わります。本記事では、視覚と聴覚を活かした効果的な学習法と我々の認知特性を活用した学習法をご紹介します。自分の得意な情報の受け取り方を理解し、それに合った学習スタイルを取り入れることで、勉強効率をアップさせることが可能になります。あなたにピッタリの学習法を見つ... -
ライティング初心者向け:知っておきたい著作権の基本
調べる・記録する・伝える
ライティングを始めると、自分の考えを文字にする面白さを感じることもあれば、文章の表現に悩むこともあるでしょう。特に、他人の文章や画像を参考にしたい場面では、「どこまでが許されるのか?」と疑問に思うことがあるかもしれません。 実は、インターネット上で公開されているコンテンツには 「著作権」 という重要なルールが存在し、適切に理解していないと 知らないうちに権利を侵害してしまう 可能性があります。逆に、自分の文章や作品も著作権によって守られるため、ライターとして活動するなら、基本的... -
退職したら14日以内に動かなければならない──知らないと損する手続きの全体像
お金のまなび舎
退職した直後というのは、感情的にも慌ただしい時期です。私自身、退職してはじめてハローワークや市役所の窓口に足を運んだとき、「こんなに手続きが多いのか」と驚いた記憶があります。窓口は複数の機関に分散していて、必要な書類も手続きごとに異なり、しかもそれぞれに締め切りがある。FP(ファイナンシャルプランナー)の知識として制度の概要は知っていたはずでも、いざ自分が当事者になると、頭の中を整理するだけで時間がかかりました。この記事では、退職後にやるべき手続きを「期限」と「優先順位」を... -
目標は、立て方で変わる。立て方で変える。心理学で考える目標設計
整える暮らしの断片
年が変わるとき、あるいは何かの節目を迎えるとき、「今度こそ」という気持ちが胸の中に湧いてくることがあります。ダイエットしたい、本を読む習慣をつけたい、資格を取りたい、もっと丁寧な暮らしをしたい。その気持ち自体は本物で、決して嘘ではありません。ただ、辛い現実で見ると、目標というものは立てるだけでは動き出しません。どんなに強い気持ちで立てた目標でも、形の整っていない目標は、日常の中でじわじわと存在感を失っていきます。この記事では、「目標をどう立てるか」という設計の部分に焦点を... -
読書が処方される時代──ビブリオセラピーと、本が心に届くメカニズム
整える暮らしの断片
気持ちが落ち着かない夜に、なんとなく本を手に取ったことはありませんか?読み終えて、特に何かが解決したわけでもないのに、少しだけ息がしやすくなった──そんな経験に、思い当たる方もいるのではないでしょうか。「本を読むと楽になる気がする」という感覚は、気のせいでも、現実逃避でもありません。読書がもたらす精神的・認知的な効果は、脳科学・心理学・情報科学などの分野で研究が積み重ねられており、今や医療・福祉の現場で「処方」される実践にまでなっています。この記事では、「ビブリオセラピー(... -
読んだはずなのに、思い出せない。記憶と想起の話
調べる・記録する・伝える
テキストを何度も読み返した。大事だと思ったところには線も引いた。それなのに、いざ試験の本番や、職場で誰かに説明しなければならない場面になると、内容がどこかに消えてしまっている。そういう経験が、一度くらいはあるのではないでしょうか?私はと言いますと、一度と言わず何度もあります。プレゼンのときなんかは顕著にありましたね⋯。そんなとき、「私は記憶力が悪い」と結論づけてしまいがちですが、実はこの現象には、記憶の仕組みそのものが関係しています。読むという行為と、思い出すという行為は、... -
書くことの驚くべき効果——脳科学が明かす、手書きが思考を変える理由
調べる・記録する・伝える
キーボードで文字を打つことが当たり前になったいま、ペンを手に取って何かを書く機会は確実に減っています。会議のメモもスマートフォン、アイデアの記録もデジタルノート、日々の予定管理もアプリが担う。その便利さを否定するつもりはありません。ただ、「手書きのほうがなんとなく頭に入る気がする」「手帳に書いた予定は忘れにくい」という感覚を持ったことはないでしょうか。学校でノートを手書きしていたころのほうが内容をよく覚えていた、という記憶を持つ方もいるかもしれません。その感覚は、気のせい... -
その練習が上達の邪魔をしていることがある──脳が上達を止める仕組み
調べる・記録する・伝える
「続けているのに、なぜか上手くならない。」そう感じたことは、一度や二度ではないかもしれません。文章を毎日書いているのに、伝わり方は変わらない。楽器を何年も練習しているのに、あるところから先に進めない。語学を学び続けているのに、会話になると言葉が出てこない。そういうとき、多くの人は「自分の努力が足りないのではないか」「才能がないのではないか」という結論に向かってしまいます。ですが、練習の量や意欲の問題ではない可能性があります。脳科学と認知心理学の研究が積み重ねてきた知見によ... -
知識を持つほど、伝わらなくなる──「知識の呪い」という認知バイアス
調べる・記録する・伝える
丁寧に書いたはずなのに、「何が言いたいのかわからない」と言われた。 その分野をよく知る人の説明が、なぜかひどくわかりにくかった。こういった現象は、説明する力の問題でも、言葉の選び方の問題でもありません。知識を持つことで生じる、認知上の変化が原因です。心理学と行動経済学の研究が「知識の呪い(Curse of Knowledge)」と名付けたこの現象は、書き手と読者の間に生じる断絶の正体のひとつです。知っているからこそ、伝わらなくなる。その構造を、知見とともに照らします。「なぜか、うまく相手に伝...
.webp)