スピリチュアルは電磁波を用いることで科学的に説明できる日が来るのではないか?

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スピリチュアルと言われる現象の多くは、まだ科学で扱いきれていない領域に置かれています。あるいは、科学的に見えても、都合の良い科学をあてがっただけで一切の本質を捉えきれていないものもあるかもしれません。
しかし、世界の成り立ちを見ていくと、科学と完全に切り離された別物とも言いきれない感覚があります。
また、スピリチュアルそのものを否定してしまうと、そもそもの日本での文化が成立しないような気もしています。
私たちは何を「科学」と呼び、何を「スピリチュアル」と分けているのでしょうか。
原理や原則、再現性や法則性があることが科学?
個人の経験や主観、感覚によるものがスピリチュアル?

ここ最近、安全衛生に関する勉強の中で、電磁波(紫外線・赤外線・レーザー光線・X線・γ線など)による健康被害について学んだ時にふと思ったのです。
―――電磁波が鍵なのではないか、と。

電磁波って熱と光に分けられるだけでなく、波長の長短によって光として目に見えるものと目に見えないもの、更には熱を感じるものと感じないものと、エネルギーの質が異なるんです。

私たちの日常生活の至るところに電磁波を用いたものがあります。
身近なものだと、リモコンや電子レンジ、ラジオやテレビ、スマホやwi-fiなど。医療だとレントゲン写真やMRIなんかもありますね。これらは電磁波の一部分の波長を用いることで、私たちの生活をより便利にしてくれています。
そして、それらのきっかけになったであろう太陽光からはすべての種類(波長)の電磁波が発生しています。

よくよく考えると不思議ですよね。
レントゲンって、なんで体の中を透過して撮影できるの?とか、スマホの通信ってどうなってるの?とか、電子レンジってなんで温まるの?とかとか。
太陽にしても、存在そのものがもう不思議ですし、太陽の光にあたると元気が出るというのはなぜなのでしょうか?

そこで、電磁波を鍵にすれば、スピリチュアルは科学的に説明できる日が来るのではないか?と思ったのです。
※あくまでも仮説ですので、話半分に読んでいただければ幸いです。

目次

なぜ人はスピリチュアルに惹かれるのか?


まず、スピリチュアルと聞いて様々な感じ方があるかと思います。
「怪しい」「胡散臭い」「神秘的」などなど。
突き詰めて行くと、「怪しさ」や「胡散臭さ」の正体は霊感商法などの行き過ぎたビジネスによるものなのかもしれないし、あるいは、結局のところ自分の目で観測できないものは信じにくいという一点に落ち着くのかもしれません。

私はというと、スピリチュアルと聞くと好奇心が刺激されます。
科学でさえ理屈を知ると面白いのに、それで未だに解明できない不思議なことってなんだかワクワクしてしまいます。

さて、ここで少し話は逸れますが、人って「おみくじ」や「占い」のような“不確定なもの”に惹かれますよね。この好奇心、実は脳そのものの性質が関係しています。
私たちの脳は、“起きた出来事に意味をつけたがる”クセがあり、ランダムな結果でさえ「何かの流れ」や「サイン」と感じてしまうようにできています。
これは、脳に搭載された生存のための機能(危険予測、因果関係による学習など)によるものとされています。また、そのために、そもそも『ランダム』という概念を理解できないようになっているそうです。

こうした脳のクセにより、普段の経験の中での意味の無いようなことであったり、発生した結果だったりに対して「意味を見いだす」という感覚が自然に生まれているわけです。

戻しますが、人がスピリチュアルに惹かれる理由としては、この「意味づけを求める脳のクセ」が一つのきっかけになっているのではないかと思っています。また、それをきっかけに「結果に対する期待」「怖いものほど気になる」「謎を追いたくなる」というこれまた脳が持つ他の特性を活発化させているのではないかとも思うのです。

スピリチュアルとはなんなのか?


スピリチュアルを調べてみると、今ひとつ学術的に裏付けされた定義みたいなのが難しいなと思いました。ラテン語のspiritusに由来しており、霊的であったり精神であったりを意味しており、いわゆる現代科学ではまだまだ解明できていない領域のモノを指しています。心霊やオカルト、祈りやパワーストーン、占いなどは良く聞きますよね。また、宇宙や天体も入ることがあります。だとすれば、脳や深海といった未知の領域もまたスピリチュアルなのかもしれません。

そして、私たちの生活の中の身近なものだと、神社仏閣やそれに付随する行事なんかはスピリチュアルとも言えるのではないでしょうか。
魂とか幽霊は存在するのか否かとした時に、仮に存在しない場合、お葬式といった儀式は本来必要ないのではないか。
でも、言霊という言葉は古くから存在するし、陰陽師という官僚職まであったわけで。鬼や妖怪などの伝承も作り話にしては具体性があり過ぎるし。

これだけ長いこと日本文化に根付いているということは、この世ならざる者は存在するのだろうし、禁足地と呼ばれる場所が存在するのもやはり禁足地になった理由があるわけで。

私たちが日常でふと感じる“説明のつかない感覚”なんかもスピリチュアルと言えるのでしょうね。
「視線を感じた」とか「人の気配がする」とか。後ろに目はないのに、後ろに人が居るというのも察知したりしますよね。あとは、「今日の晩御飯はカレーのような気がする。」とか。
雰囲気を汲み取ることやアイコンタクトなんかももしかしたらスピリチュアルなのかもしれません。そもそも、なぜ、目でコミュニケーションが取れるのか。

結論は出せませんが、要するに不思議なことはすべてスピリチュアルと言っても差し支えないような気がします。

電磁波とはなんなのか?


冒頭でも少し触れましたが、電磁波とは何なのかを見ていきます。

電磁波とは「電場」と「磁場」が波として進むエネルギー

電気がある場所には「電場」、磁石がある場所には「磁場」が生じます。
その2つがセットで振動し、空間を伝わっていく現象が 電磁波 です。

  • 目に見えない
  • 真空でも進む(宇宙でも届く)
  • 物質にぶつかるとエネルギーを渡す

この3つだけ押さえれば十分です。

電磁波には「種類」がある(周波数で分かれる)

電磁波は周波数(波の速さ)によって働き方が変わります。
科学的な分類は次のようになっています。

種類周波数の特徴体への影響
ラジオ波・テレビ波低い加熱もしない。生体影響はほぼ確認されず。
マイクロ波(電子レンジ・Wi-Fi)やや低い強い出力で“加熱効果”(ホットになる)がある。
赤外線中程度熱として感じる。
可視光人の目に見える範囲体にはほぼ無害。
紫外線(UV)高い細胞に影響。日焼け・DNA損傷。
X線さらに高いDNAを直接壊しうる。医療利用される。
ガンマ線最も高い強い電離作用。放射線の一種。

「電磁波=悪いもの」ではない

誤解の多い部分ですが、科学的には“危険なのは、電離作用(細胞を壊す力)がある領域だけ”です。
危険なのは次の3つだけです。

  • 紫外線(UV)
  • X線
  • ガンマ線

これらは 電離放射線(Ionizing Radiation) と呼ばれ、細胞のDNAにダメージを与えてしまいます。

反対に、

  • 電波
  • ラジオ波
  • マイクロ波(Wi-Fi・スマホ)
  • 赤外線
  • 可視光

これらは 非電離放射線(Non-ionizing Radiation) と言い、細胞を破壊するほどのエネルギーは持ちません。

これらが代表的に語られる電磁波です。

前提の定義付け①|電磁的な影響


さて、ここからはスピリチュアル的な不思議な現象が電磁波とどう繋がってくるのかを見ていきます。
まず前提として、太陽光からはあらゆる電磁波が放出されています。そして、地球そのものも電磁波を放出しています。さらには、私たちの身の回りにあるあらゆるモノ(石やガラス、コップやボールペンなどなど全てのもの)にもごくごく微弱ながら電磁波が発生しています。
もちろん私たち自身も、です。(ただし、人間は無生物とは違って、生体電磁場による電磁波も持ち合わせています。)

これは、物体を構成している原子が電磁波を放出することによります。

人体は電気で動く仕組みを持っている

まず人体の不思議として、脳では神経細胞同士の情報伝達が“電気的な活動”によって行われています。これはシナプス付近で電位が変化することで成立する仕組みです。また、心臓の拍動も電気刺激がリズムを作り、筋肉が収縮するときにも必ず電気的な変化が生じます。

こうした生体の電気活動が起こると、その周囲には微弱な磁場が生まれます。いわゆる「生体電磁場」と呼ばれるものですが、これは主に静的〜準静的な磁場で、光や電波のように“波として空間を遠くまで伝わる電磁波”とは性質が異なります。脳や心臓がつくる磁場はごく局所的で、身体のすぐ近くで変化するものです。

ただし人体は、もう一つ別の意味で電磁波も放出しています。それは体温に由来する赤外線(熱放射)です。体が36〜37℃である限り、皮膚表面からは常に赤外線が空間へ放出されています。サーモグラフィーで体の形が写るのは、この赤外線を捉えているためです。これは無生物が熱を持つときに放つ赤外線と同じ種類の電磁波です。

一方、無生物が放出する電磁波(熱放射・赤外線・可視光・電波など)は、電場と磁場が組になって波として空間を伝わる現象を指します。人体が出す赤外線もこのカテゴリーに入りますが、脳や心臓の電気活動で生じる磁場とは区別されます。

つまり人体は、

  • 体温により赤外線を空間に放出している側面(=電磁波として外へ伝わる)
  • 神経・心臓・筋肉の活動により局所的な磁場変化を生む側面(=空間を進まない電磁的変化)

という二つの現象を同時に持っています。
普段意識することはありませんが、私たちの体の中では常にこのような電気活動・磁場・赤外線のやりとりが続いているのです。

人体は外からの電磁的な刺激にも反応する

紫外線を浴びると日焼けが起き、赤外線は熱として吸収されます。
これらは電磁波の波長ごとに体が違う反応を示す例です。
医療機器では、レントゲンのように短波長の電磁波を使って体の内部を映し出したり、MRIのように電磁場を利用して構造を可視化したりしています。

電磁波の「種類」「波長」「吸収されやすさ」によって、人の体はさまざまな形で反応します。

電磁の変化が人の状態に影響する可能性

強い電磁波だけに影響があるわけではありません。
弱い電磁波でも、体が吸収しやすい波長であれば変化が起きます。
近赤外線が皮膚の深部まで届くように、電磁的な刺激は見えないところで働くことがあります。
また、脳波や自律神経のリズムが外部の刺激と同期する“同調”という現象も知られています。

人がどこかで理由のない感覚を受け取るとき、その背景には、まだ科学が説明しきれていない微細な電磁的な影響が潜んでいる可能性もあります。断定はできませんが、体そのものが電磁影響を受けながら動いている以上、完全に切り離すのは難しい領域なのです。

前提の定義付け②|ミクロの世界の微細な変化


体の中では、目に見えないほど小さな変化が絶えず起きています。
それは「わずかな量でも作用する」という性質を持ち、人が感じる心身の状態にも影響している可能性があります。
ミクロの世界に目を向けると、人間という存在がいかに繊細なバランスで成り立っているかが見えてきます。

ごく微量で働く物質の世界

体を調整するホルモンは、ピコグラム(1兆分の1グラム)単位で作用します。
ビタミンやミネラルも、μg・mgといった小さな量で働き、欠乏か過剰かで体調が変わります。
こうした微細な変化が積み重なって、気分や集中力、体調の波が生まれています。

例えば、成分によっては1回で体が吸収できる飽和量などがあり、こまめに摂取する必要があるものもありますよね。
タンパク質なんかはその良い例ですね。また、余談になりますが、タウリン3000mg配合の栄養ドリンクってあるじゃないですか。あれって一日あたり最大で3,000mgが安全とみなされる量なのであって、一回の飲用ですべてを吸収できるかは実は定かではないんだそうです。そういった意味合いでは確実に体内に吸収させるのであれば、1000mgで十分だったりするようです。

リズムで動く体のサイクル

生理周期、皮膚のターンオーバー、睡眠のリズム、気圧の変化に伴う頭痛。
人の状態が一定の周期を持つのは、体内の化学反応やホルモン分泌がリズムに沿って動いているためです。
月の引力で海が動くように、私たちの体内の水分もわずかに影響を受けるのではないか、という考え方も不自然ではありません。

外からのわずかな刺激にも反応する

太陽光を浴びるとビタミンDが生成され、気分が軽くなるといわれています。
この変化は「外からの光(電磁波)」が体の反応を引き起こしている例のひとつです。
わずかな刺激が、体の内部で大きな変化につながることは珍しくありません。

人間は、大きな力ではなく、ごく小さな変化の集積で状態が決まっている存在と言えます。
この繊細さを踏まえると、目に見えない影響が何らかの形で働いていてもおかしくはありません。

周波数という視点


電磁波には、それぞれ固有の“周波数”があります。
ラジオやテレビが周波数の違いで番組を受信するように、電磁波は波長によって届き方も吸収のされ方も変わります。
この基本的な仕組みを踏まえると、人が感じる「合う・合わない」「なぜか見える・感じる」といった現象にも、周波数という視点から考える余地が生まれます。
(音も波で表されるため、周波数という概念は共通ですが、ここでは電磁波にフォーカスを当てています)

見えるものと見えないものを分けるのは周波数

可視光は、私たちの目が反応できる範囲の周波数にあるため“光”として見えます。
一方で、赤外線や紫外線は見えませんが、体にはしっかり作用します。
つまり、「見えるかどうか」は周波数の違いによって決まっている ということです。
これは“見えないもの=存在しない”とは限らないことを示しています。

人の感覚にも個人差という周波数の幅がある

脳の処理速度や、刺激に対する閾値には個人差があります。
光や音に敏感な人がいるように、外からの微細な刺激に反応しやすい人もいます。

もし感覚の受け取り方にも周波数の違いがあるとすれば、人によって“感じられる領域”が変わるのも自然なことです。
科学はまだそこを細かく測れる段階ではありませんが、全くあり得ない話ではないのです。

合う・合わないにも周波数の考え方が使える

誰かと一緒にいて落ち着く、逆に疲れる。
こうした“相性”にも、生体リズムや脳波の同期といった要因が関わっているとされます。
周波数が近いもの同士が共鳴しやすいように、人と人のリズムにも“合う領域”があるのかもしれません。
文化の中で昔から語られてきた「気が合う」「波長が合う」という言葉は、案外この辺りを直観的に捉えていたのかもしれません。


周波数という視点を通すだけで、“見えるもの”と“見えないもの”の境界は、今よりも少しだけ曖昧になります。ラジオの音を受信するのに周波数を合わせるように、幽霊や妖怪、この世ならざる者と呼ばれる類は、その人が持つチャンネル(周波数)が合うことで、その人には見えるものになるのだと思います。
また、私たちが何かに惹かれたり、逆に離れたりする感覚においても、論理だけでは説明しづらい要素が含まれます。
それを「勘」や「直感」と呼ぶにせよ、抑えきれない確かさを持つこともあります。
後ろに人が立っていることに気づいたり、人の気配を察知したり、これももしかしたら周波数によるものなのかもしれません。

人がスピリチュアルに分類されるものを感じ取る体験は、文化的な背景だけではなく、生体の微細な変化が影響してい
る可能性があるのではないでしょうか。

※ラジオについて音のもととなる信号が電磁波で、スピーカーから発せられる音は音波になります。

物が壊れる現象と“前兆”の仮説


日常の中で、なぜか物が壊れやすい時期ってありますよね。家電が立て続けに故障したり、身の回りのものが不調になったりする出来事です。
これをスピリチュアルではよく“変化の前兆”と捉える考え方がありますが、その理由ははっきりしていません。
ただ、電磁波という視点を加えると、いくつかの仮説を立てることができます。

壊れやすさには複数の要因が絡む

家電が壊れる原因の多くは、寿命や負荷、温度・湿度の変化など物理的なものです。
しかし、人の生活リズムが変わる時期に故障が重なるケースもあります。
緊張やストレスが続くと静電気が溜まりやすくなる、季節の変わり目で湿度が急に変化するなど、“人の状態”と“環境の変化”が偶然重なりやすい時期がある のは確かです。

人の状態が環境に影響を与える可能性

人間は微弱な電磁波を発しています。
このエネルギーは家電に影響を与えるほど強いわけではありませんが、人の近くの空気や静電気の分布には小さな変化が起きます。
もしその変化が、機械の“弱っている部分”に触れる形で働いたとすれば、「壊れやすい時期」が生まれる可能性はゼロではありません。
科学がそこを細かく測定できる段階にはありませんが、完全に切り捨てることもできません。

経験則として残ってきた「前兆」という考え方

「変化の前に物が壊れる」という話は、昔から多くの人が共有してきました。
迷信として片付けることもできますが、経験則に基づく言葉が長く残るのは、それなりの理由がある場合もあります。
文化として残り続けた背景には、説明しきれない小さな共通体験が積み重なっているのかもしれません。

物が壊れる、空気が変わるといった出来事は、ただの偶然なのか、環境と人の状態の組み合わせによって起きているのか、あるいは、まだ科学が扱っていない領域に要因があるのか。

どれであっても不思議ではありません。

持論の展開


少し妄想じみている部分もあるかもしれませんが、ここまでの可能性を踏まえて私の持論を展開してみます。
いつも色々と考えているのですが、今すぐに思い付く内容がこれしか出てこなかったので、それだけを書いていきます。

「虫の知らせ」や「嫌な予感」

映画や小説だと「虫の知らせ」や「嫌な予感」はいずれもコップにヒビが入ったりといった描写がなされている印象があります。まず、周波数により見える見えないという部分を前提に置くと、これはご先祖様であったり背後霊だったりの仕業ではないかと思っているんです。
スマホなどを用いてSNSやメールなどで瞬時にやり取りができることを考えると、いわゆる幽霊同士のチャンネルないしネットワークがあるのではないかと。

「パワーストーン」や「祈り」

いわゆる念と言われる類。念じたり信じたりすることで、脳からの電磁波がエネルギーとなるのではないかと。電磁エネルギーと言ったりしますしね。

ただ、現時点の私の知識ではそこまで、です。
音であれば1/fゆらぎの周波数が人間が心地良いと感じるように、電磁波の周波数にも人間に良い影響を与える周波数なんかもあるのではないかと思うんですよね。逆に、悪い影響の周波数も。
妄想だと、パワーストーンも祈りも電磁エネルギーが滞留・蓄積することで、不思議なことが起こるのではないかと。

また、よくスピリチュアルだとオーラって言ったりしますが、負のオーラが多い場所に行くと気が汚れるなんていうのもあながち間違いじゃない気がしてます。たぶん、それも周波数。


他にも妄想だけであれば、「人間の脳がネットワークで繋がっていて、電磁波でやり取りしている説」とか色々と膨らむことがたくさんあるのですが、妄想を書きすぎるとちょっと良くないかなと思い自重します。

気配察知

ちょっと角度が変わりますが、人間の気配を感じ取る力というのは電磁波の周波数の他に、皮膚が目や脳の役割を担っているのではないかという説もあります。体の組織は外胚葉・中胚葉・内胚葉の3つによって作られますが、もともと皮膚というのは目や脳と同じ外胚葉からできていることから、まだわかっていないだけで隠された機能があるかもしれない、という話です。
また、脱線しますが、脊髄反射というものもシナプスの電気信号がいくら早いとは言え、プラスとマイナスのイオン交換による伝達だとすると本当に脊髄まで行ってから反応しているのか、というところに疑問を持つ方も居り、やはり皮膚が脳と同じ外胚葉からできていることに鑑みて、脳の機能を保有しているのでは?という仮説も面白そうです。

気配察知については、人間の身体が発する赤外線を無意識に感じ取っている説が私の中では有効ですが。

科学が追いつく可能性


科学は、これまで目に見えなかったものを見える形にしてきました。
かつては不可解とされていた現象が、観測技術の進歩によって仕組みとして理解できるようになった例は数多くあります。電磁波そのものも、発見された当初は不可思議な存在でした。
今では通信、医療、生活のあらゆる場面で欠かせない基盤になっています。

見えないものを扱う技術は進み続けている

生体電位の測定、脳波の解析、分子レベルの観察。
こうした“微細な現象を捉える技術”は年々精度を増しています。
わずかな電磁の変化や、生体のごく小さな反応を把握できるようになれば、
これまで曖昧だった感覚や体験の一部が科学の言葉で説明される可能性があります。

文化が残してきた感覚に科学が追いつく未来

古くから人が感じ取ってきた“気配”“相性”“前兆”。
科学が未解明の領域を広げていけば、こうした感覚が単なる迷信ではなく、
生体の反応や環境の変化として説明できるようになるのかもしれません。
感覚と科学がつながる場面は、これからも増えていくはずです。

可能性として開かれている領域

すべてを科学が説明できるとは限りません。
ただ、人が感じる不思議な体験の中には、まだ観測できない微細な変化が潜んでいる可能性が残されています。
その余白がある限り、スピリチュアルと科学は無関係ではいられません。

電磁波をひとつの鍵として見つめることで、これまで別のものとして扱われてきた領域がつながる未来があるのかもしれません。

科学が追いつくその途中に、私たちの感覚や経験が位置づけられていく――
そんな可能性を静かに感じています。

まとめ

スピリチュアルと科学は、ずっと別の場所に置かれてきました。
ですが、電磁波という視点を通して見ると、両者のあいだには思っていた以上に共通する部分があるように感じます。
私たちの体は電気で動き、外からの電磁的な刺激に反応し、わずかな変化で状態が揺らぎます。
その繊細さを考えると、まだ説明されていない感覚や体験が残っていること自体は不思議ではありません。

科学はこれからも進み、観測できる領域は広がっていきます。
その過程で、スピリチュアルと言われてきた現象のいくつかが、“理解できる出来事”として説明される日が来るのかもしれません。
反対に、すべてを説明しきれないまま残るものもあるでしょう。

ここまでで、にわかには信じ難い行き過ぎた妄想のようなところもあったと思います。
ですが、科学だから信じる、スピリチュアルだから怪しい、みたいな線引をするのもなんだかもったいないように感じるんです。というのも、そもそも科学も結構いい加減なところがあったりするし、スピリチュアルは日本の伝聞・伝承の中に割と多く出てくるし、どちらも良し悪しでは図れないんじゃないかなと。

世の中は不思議なことで溢れているのですから。
科学もスピリチュアルも自分が楽しいと思える知識として捉えることで、好奇心を刺激して日常に彩りを与えてくれるのではないでしょうか。

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