簿記3級の理解を深める方法

みなっさーん、こーんにーちはー。みくまりです。

本日は簿記3級をより楽しく学ぶきっかけとなるであろう内容を記載していきたいと思います。あくまでも私の経験からのお話しとなりますので、合う合わないがあるかとは思いますが、参考になれば幸いです！

【私的結論】決算書から入るべし。そして、少額で株式投資をやってみるべし。

実はわたくし、もう何年も前に一度だけ簿記を勉強しようとして参考書を買って、まもなく挫折したんです。決して参考書が悪かったわけではなく、純粋に当時は興味を持ち切れなかったんですね。

じゃあ、そんな人間がなぜ今になって簿記3級の勉強をし出したかと言いますと、、、ズバリ！！株式投資です。新NISAも始まり、より耳にする機会が増えてきた株式投資ですが、ちょうどわたくし、3年ほど前に知識が一切無い状態で始めたんです。始めちゃったんです！しかも個別株。なぜか口座開設はしっかりとネット証券でしていてそこだけはグッジョブ自分！！という状態だったわけなんです。

で、知識が無いもんだからSNSで持て囃されている株に飛びついてみたりなんかして、仕手株の餌食になったり、結構踏んだり蹴ったりだったわけなんです。損失出した後に、次は痛い目を見ないように、有名どころの企業なら安心だろう…とか思って手を出しても、これまた失敗。

「（なぜ、勝てぬ…！なぜなんだ…！！ぐぬぬぬぬ…）」

と、思いながらも、そこからしっかりと株式投資を皮切りにお金に関する勉強を始めたわけです。まずはYoutubeで色々な方々の動画を観まくりました。数を観ると徐々に知識が身に付いてくるため、本質が見えてくるようになるんですね。無料で学べるんだから本当に素晴らしいツールですよね、YouTube。

そして情報発信をして下さるYouTuberさんにも心から感謝です。

それと平行して金融工学の本を読んだり、投資に関する本を読んだりして知識をインプットしていったわけです。でも、ここまでしてもなぜか真髄に辿り着けていない感覚だったんです。

マーケットの理屈もなんとなくわかったし、なんだったらマーケットそのものが正解のない”研究”の中にあるということもしっかりと把握したし、専門用語だってだいぶ覚えたのに、これ以上に何の知識が必要なんだ…！？と。

そんな時に、大手町のランダムウォーカーさんのこの2冊の本に出会ったのです。

• 「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる世界一楽しい決算書の読み方」
• 「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる世界一楽しい決算書の読み方［実践編］」

この本を読んで、初めて自分の中で全てが繋がりました。YouTubeでも様々なお金に関する本の中でも、なんだか今ひとつ理解しきれていない部分が要所要所にあったのですが、それは情報を発信して下さっている方々の中では簿記の知識が当たり前であるという前提があったからなんですね。それに対し、わたくしは簿記の知識は皆無。そのギャップが認識や理解の差を作ってしまっていたようなのです。

ちなみに、この大手町のランダムウォーカーさんの本は、さくさく読める上、本当に楽しくて、株式投資に関する理解も大きく深まりましたのですごくオススメです。

そんなこんなで、実際に株式投資を始めて痛い目を見たことで、ちゃんと勉強してきたわけですが、最初に決算書と簿記を知っていれば、YouTubeもお金に関する本もすんなり理解できて勉強時間はかなり短くできたんじゃないかなぁと思う今日この頃でした。

そんな経験から、みなさんには決算書から入って貰ってから簿記の理解を深めつつ、平行してYouTubeで株式投資に関する情報収集をして貰えたら良いんじゃないかなぁと思った次第です。簿記を学んだ先にあるのはやはりお金儲けであるほうが夢が膨らんで楽しいと思うのです。

というわけで、本日の（あくまでも私個人的な）結論ですが、実際に決算書と紐付けて株式投資をやってみることで、簿記により興味が持てるのではないでしょうか！ということでした。投資は自己責任になるため、あくまでも少額で！かすり傷程度で済む金額で…！例えばNTTとか…！！多少なりとも痛みを伴った方が理解は間違いなく早いので…。

ちなみに、たくさん観たYouTube動画の中でどなたかが『資本主義社会でお金を稼ごうと思った時の共通言語が簿記である』ということを言われていて、「なるほどなぁ～」と感じました。

あと、マーケットが正解のない”研究”であると感じるもととなった本はこちらです。難しくて読むのはなかなかに苦労したのですが、経済が学問である所以がすごくわかる本でした。読んだ後はすごく達成感がありました。

[新版]この1冊ですべてわかる　金融の基本 [ 田渕直也 ] 価格:1870円 (2024/1/8 00:05時点) 感想(2件)

現場からは以上です。