Google AdSenseに通った話

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みなさま、いつもありがとうございます。
おかげさまで2回目の申請の末、Google AdSenseの審査が通りました。

1回目は2024年9月27日に申し込んで審査結果が2024年10月11日に出ました。その頃の記事数は30記事ほど。PV数は1とか多くて5でほとんどなし。【有用性の低いコンテンツ】ということで要件を満たせませんでした。要するに『不合格』です。誰も読んでいないのだから、有用性の判断のしようがないわけですね。

2回目は2024年10月18日に再審査を申込み、結果が2024年10月27日に出ました。無事に審査通過『合格』)となりました。この時の記事数は42記事、PVは1記事だけが2,481PVでそれ以外はほとんど鳴かず飛ばずでした。ただ、1回目よりは60PVの記事もあったので、そこも良かったところかもしれません。

アナリティクスを見ていると、エンゲージメントが上がっていたことが決め手のような印象を受けています。Google AdSenseの審査内容は未だに謎に包まれているところも多いのですが、参考までにやったことを記載したいと思います。

目次

考え方の前提

まず、前提としてブログというツールを用いて、「Googleさんから仕事を受託する」という捉え方が重要だと思うんです。それは、「広告の依頼者は誰か?」という視点で見た時に、”Googleではない”からなんですよね。(もちろん、Google自身の宣伝のときもあるとは思いますが。)

突然ですが!
みなさんが重要なお仕事をお願いする時って、どんな人にお願いしますか?しかも、上司からお願いされた責任重大な仕事だった場合。自分でやれれば良いけれども、手詰まりで誰かにお願いしなければならない状況だったとして!

仕事内容の重さにもよるかもしれませんが、やっぱり自分が信頼できる人にお願いしますよね。
「この人なら確実にこなしてくれそう」とか「この人なら期待どおりの結果を出してくれそう」とかとか。
それはなぜでしょうか?

恐らくですが、それと同じことがGoogleでも起こっているんだと思うんですよね。
言うなれば、仕事をお願いする時の、この、みなさんがGoogleの立ち位置です。

Google AdSenseの広告の上流には、Googleにとっての顧客(広告の依頼主)が居ます。その顧客からのお仕事を確実にこなすためにはGoogleはどうすれば良いでしょうか?自分でやれない場合はどんな人に頼みたいでしょうか?
ひとつは、お仕事を着実にこなして成果を出してくれる人。
もう一つは、顧客の顔に泥を塗ってしまわないような人。

そんな人に頼みたいと思うんですよね。
私の勝手な印象でしかないのですが、Googleにとっての信用にも響いてくるのでGoogle AdSenseにおいては後者のほうが大切にされている気がしています。

簡単に言ってしまえば、Googleが仲介業者として広告の依頼主と私たちのブログとにお仕事を繋いでくれているイメージを持ってもらえるとわかりやすいかなと思います。そのうえで、Googleも仕事を紹介するにあたっては、紹介した相手がいい加減だと自身の信用にキズが付いてしまうだけでなく、広告の依頼主にまで問題が波及することになるため、仕事をお願いする相手を慎重に見極める必要があるわけなんですね。

やったこと7選

上記の『考え方の前提』を踏まえて、このブログでやったことを以下に記載していきます。

プロフィールの設定

会社対会社の取引の場合、新規で取引を開始する際には通常、帝国データバンクなどで取引先の信用調査を行います。ある程度の素性がわからないと不安なわけですね。「しっかりとお金を払ってくれるのか?」とか「しっかりとお仕事をこなす能力があるのか?」とか。Googleも同じように、素性の知れない人に仕事をお願いするってのはかなり勇気が要ることなので、「どんな人がサイト運営をしているのか?」がわからないと不安なわけですね。

プロフィールはこのくらいの内容でも問題ないようです。

お問い合わせの設置

何か問題が起こった時などにスムーズに連絡が取れないと、そもそも一緒に仕事ができない!
ということで、お問い合わせの設置は連絡手段として必須です。

プライバシーポリシーの設定

プライバシーポリシーはいわゆる契約書のような立ち位置と見ています。「読者さま」と「ブログサイト運営者」との取決め。「Google」と「ブログサイト運営者」との取決め
契約書のないお仕事は、あとで”言った言わない”などの不毛な争いの火種となりますので、必須ですよね。

Googleアナリティクスの導入

ここでは詳しい導入方法などは触れませんが、ブログに訪れてくださっている読者の方々の動きを分析することで、より良いサービス(ニーズのある記事)の提供へと繋がります。アナリティクス自体は、Google AdSenseの審査には関係ないようですが、常に自身のブログ運営のPDCAサイクルを回すためには不可欠です。

コンテンツの充実化

ここが恐らく最もハードルが高いかもしれません。「誰かにとってほんの少しだけ役立つ内容」を意識して、とにかく記事数を増やしました。ブログマーケティングの基本ですが、どんな人に向けて発信するのか?(どんな人のどんな悩みを解決するのか?)が非常に大切です。
私もまだまだ偉そうなことは言えませんが、ペルソナを立てて誰に向けて何を伝えたいのかを意識すると躓きにくいんじゃないかなと思います。また、そこを意識して書き続けるとアナリティクスから段々と傾向が見えてきます。

例えば、このブログは自分が「お金」の勉強をしていくうえで、様々な「あ、これ良いな」と思う情報を得ているので、誰かに共有したい!という思いから始めました。しかし、せっかくの良い情報であっても、「お金」というテーマなだけで、怪しく思われてしまい全然聞いて貰えなかったりするんですよね。そういう人にこそ知って欲しいという思いから、身近な友人をペルソナにして書いているんですね。
現時点ではメインとしたいお金の記事が全然進んでいないわけですが…。

トレンドのピックアップ

トレンド(流行)には常にアンテナを張っておくと良いのかなと思います。SNSなどでトレンドで上がったテーマに対して、その時々で自分が抱いた疑問を検索します。検索して解決しなければチャンス!
きっと自分と同じ疑問を持っている方が他にも居るはずなので、調べて記事にして悩みを解決してあげましょう!
実のところ、これでアップした記事でPV数が一気に伸びました。

広告を一切表示しない

さいごに、審査依頼中はASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)による広告は一切表示しませんでした。審査への影響があるかどうかはわかりませんが、Google AdSenseの審査通過に関する様々なブログ記事やYouTube動画を見たところ、中にはそういう内容について触れている方もおりましたので、一切の広告のないまっさらな状態で申請してみました。
ただ、プライバシーポリシーには、Amazonアソシエイトプログラムに関する内容も記載しておりましたので、あまり慎重になる必要はないのかもしれませんね。

まとめ

そんなわけで、私がGoogle AdSenseに通過するまでにやったことを記載しました。
「自分がお仕事を誰かにお願いする立場に立った時の見方」で物事を考えると非常にシンプルです。

『仕事を頼む相手は信頼できるのか?』

この一言に尽きるかもしれません。
相手を信頼するためには、どんな要素があれば自分は相手を信じることができるのか?です。

これは、Google AdSenseに限らず「相手の立場で物事を考える」ということの延長になりますので、日頃から意識するだけでも日常生活の中で大いに役立ちますよ!

この記事の内容が少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。

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